2026年4月13日 公開

フィンランドで家を買うときの transfer tax 完全ガイド

real estate と housing company shares で違う税率、申告、納付の流れを整理

フィンランドで住宅を購入するときに必要な transfer tax の税率、申告、納付期限、注意点を実務目線で解説します。

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この記事のポイント

フィンランドで住宅を購入するときに必要な transfer tax の税率、申告、納付期限、注意点を実務目線で解説します。

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フィンランドで家を買うときの transfer tax 完全ガイド

結論

フィンランドで家を買うとき、多くの人は purchase price と mortgage ばかりに目が向きます。しかし、実務で絶対に外せないのが transfer tax です。結論から言うと、フィンランドで real estate unit、住宅、その他の securities を買った場合は、自分で transfer tax return を提出し、税金を納める必要があります。これは自動ではありません。

Vero の公式案内では、2026年時点の transfer tax rates は次の通りです。

・real estate and buildings は 3% ・shares in a housing company or real estate company は 1.5% ・other securities も 1.5%

つまり、「家を買う」と一言で言っても、何を買ったかで税率が違います。フィンランドでは apartment を買う場合でも、物件によって land そのものを買うのか、housing company shares を買うのかが違うため、日本の感覚で「不動産だから同じ税率」と考えないことが大切です。

前提

フィンランドの住宅購入は、法的にはいくつかの形に分かれます。 detached house のように real estate unit を買うケースもあれば、apartment のように housing company shares を買うケースもあります。この違いは living の感覚より、税と法的形式に強く影響します。

Vero は、transfer tax は self-initiated tax であり、you must file a transfer tax return and pay the tax at your own initiative と案内しています。つまり、売主や銀行が当然に全部やってくれると思わないほうが安全です。もちろん実務上サポートがある場面はありますが、税責任そのものは買主側が意識すべきものです。

さらに、2026年1月1日から transfer tax に関する法改正もあり、earnout など追加価格の reporting rules に新しい扱いが入っています。一般的な住宅購入者に直結しない場面もありますが、「昔の説明をそのまま使えばよい」テーマではなくなっています。だからこそ、最新の Vero 案内を基準に見る必要があります。

実際の流れ

最初にやるべきことは、自分が買うものが real estate なのか、housing company shares なのかを確認することです。フィンランドの住宅広告を見ていると、見た目はただの家やマンションでも、法的な購入対象が違うことがあります。ここを曖昧にしたまま税計算をすると、最初の見積もりからずれます。

次に、transfer tax amount を概算で出します。Vero には calculator もありますが、基本は税率をかければ考え方は見えます。たとえば housing company shares なら 1.5%、real estate なら 3%です。購入時にはこの税金を cash need に含めておかないと、頭金や諸費用だけ見ていて予算が足りなくなることがあります。

そのうえで、MyTax で transfer tax return を提出し、納付します。Vero は Fill in the transfer tax return and pay the tax in MyTax と案内しており、電子申告が基本導線です。つまり、これは口座引落しを待つ税金ではなく、自分で動く税金だと理解したほうがよいです。

さらに、もし税金を払いすぎた、sale が cancelled になった、price が reduced されたなどの事情があれば refund の可能性もあります。Vero は 2026年1月1日付の返金案内で、そうした場合の refund route を示しています。つまり、支払ったら絶対終わりではなく、状況変更時の修正も制度上あります。

よくある失敗

最も多い失敗は、住宅価格だけで予算を組み、transfer tax を後で思い出すことです。フィンランドで家を買うとき、transfer tax は無視できる額ではありません。とくに real estate では 3%なので、金額が大きくなりやすいです。

次に多いのは、apartment を買うから real estate tax や transfer tax も全部同じ感覚だろうと考えることです。実際には、housing company shares なのか real estate なのかで税率が違います。見た目ではなく法的形式で見る必要があります。

また、銀行や不動産仲介が全部やってくれると考えるのも危険です。実務上の支援はあっても、Vero は自己申告と自己納付を前提に案内しています。税務責任を他人任せにしないことが大切です。

注意点

2026年時点では、transfer tax に関する rules に更新が入っています。特に追加価格など特殊条件がある売買では、古い説明では足りないことがあります。標準的な住宅購入でも、「前に誰かから聞いた話」で止まらず、最新の Vero 案内を基準にするのが安全です。

また、transfer tax と annual real estate tax は別物です。購入時の移転税と、毎年の real estate tax を混同しないことが重要です。住宅取得時に必要なのは主に transfer tax であり、保有後の real estate tax は別のタイミングで関係してきます。

フィンランド移住者は、住宅ローンや down payment の計算には慎重でも、税や register 関連を軽く見がちです。家を買うときは price だけでなく、purchase structure と taxes をセットで見るべきです。

判断基準

自分が何を先に確認すべきか迷ったら、次の4つで考えると整理しやすいです。

  1. 1買う対象は real estate か housing company shares か
  2. 2transfer tax を含めて総取得コストを見積もれているか
  3. 3MyTax で自分で申告・納付する前提を理解しているか
  4. 4特殊条件や price adjustment がある契約か

この4つを整理すれば、購入前に見るべきポイントがかなり明確になります。

まとめ

フィンランドで家を買うときの transfer tax は、諸費用の中でも特に見落としやすい重要項目です。real estate は 3%、housing company shares は 1.5%。この違いを知っているだけでも、予算計画の精度はかなり変わります。

大切なのは、住宅価格だけで判断しないことです。フィンランドの住宅購入は、法的形式と税務理解まで含めて初めて現実的な判断になります。

次にやるべきこと

まずは、買いたい物件が real estate なのか housing company shares なのかを確認してください。そのうえで、purchase price に対する transfer tax を概算し、頭金やその他諸費用と一緒に総取得コストを計算するのが最も実務的です。MyTax での申告と納付まで含めて、最初から資金計画に入れておくのが安全です。

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