2026年4月13日 公開

シンガポールの学校はいつ始まる?学期日程と休みを日本人家庭向けに整理

2026年の学年開始日、学期日程、PrimaryとJCの違い、引っ越し時期との合わせ方を実務目線で解説

シンガポールの学校がいつ始まり、いつ休みに入るのかを日本人家庭向けに解説。2026年の学年開始日、学期日程、PrimaryとJCの違い、引っ越しや入学準備との合わせ方を実務目線で整理します。

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シンガポールの学校がいつ始まり、いつ休みに入るのかを日本人家庭向けに解説。2026年の学年開始日、学期日程、PrimaryとJCの違い、引っ越しや入学準備との合わせ方を実務目線で整理します。

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シンガポールの学校はいつ始まる?学期日程と休みを日本人家庭向けに整理

結論

シンガポールへ子どもと移住する家庭が、住まいやビザと同じくらい早く確認しておくべきなのが学校カレンダーです。学校制度や入学ルートばかりに目が向きがちですが、実務では「いつ始まるのか」「どこで長い休みに入るのか」を理解していないと、引っ越し、仮住まい、就学開始、保護者の仕事開始がうまく噛み合いません。

結論から言うと、シンガポールの学校は日本の4月始まりとは全く違い、年明けすぐに新学年が始まります。2026年のMOEカレンダーでは、Primary 1とKindergarten 1は1月2日開始、Primary 2〜6とKindergarten 2は1月5日開始です。Primary・Secondaryは1年を4学期に分け、3月、5月、9月、11月に区切りが入ります。一方で、Junior CollegeやMillennia Instituteは学年開始時期が異なり、JC Year 1とMI Year 1は2026年2月4日開始です。つまり、「シンガポールの学校は1月に始まる」とだけ覚えると少し足りず、教育段階ごとのズレも把握する必要があります。

日本人家庭にとって大切なのは、この日程を単なるカレンダー知識としてではなく、「いつ引っ越すべきか」「仮住まいを何週間取るか」「学校準備を何月までに済ませるか」という実務へ落とし込むことです。

前提

シンガポールのMOE学校カレンダーは、日本よりも中央管理が見えやすい仕組みです。Primary、Secondary、MOE Kindergarten、JC、MIなどで、学年開始日と各学期の期間が公式に公表されています。したがって、学校選びや引っ越しを考える家庭は、各校の個別事情だけでなく、まずMOE全体の日程感を掴んでおく方が整理しやすいです。

2026年の公式発表では、Primary・Secondary・MOE KindergartenのSemester Iは、Term Iが1月上旬から3月13日まで、Term IIが3月23日から5月29日までです。Semester IIは、Term IIIが6月29日から9月4日まで、Term IVが9月14日から11月20日までとなっています。つまり、3月、6月、9月、11月前後に休みの区切りがあり、長期の学校休みもこの間に入ります。

ただし、JCやMIは別です。2026年では、JC Year 1とMI Year 1は2月4日開始、MI Year 2やJC Year 2、MI Year 3は1月12日開始です。ここは非常に重要です。きょうだいで教育段階が違う家庭では、同じ「新学期前に移住すればよい」と考えるとズレることがあります。小学生と高校生相当がいる家庭ほど、学校段階別の日程差を確認した方が安全です。

また、MOEのAcademic Calendarは随時更新されるため、年をまたぐ計画ではニュースリリースだけでなくカレンダー本体も確認した方が実務的です。教育関連は一度覚えれば終わりではなく、翌年以降の日程も動く可能性があるからです。

実際の流れ

移住準備で最初にやるべきことは、子どもの教育段階を分けて整理することです。MOE KindergartenかPrimaryかSecondaryか、またはJCやMIかで、見るべき開始日が変わります。ここを曖昧にすると、保護者は1月頭スタートのつもりで準備していたのに、実際には2月スタートだった、ということも起こります。

次に、引っ越し日と学校開始日を逆算します。理想は、学校開始の少なくとも数週間前にはシンガポールへ入っていることです。理由は、住まい、通学ルート、制服や教材、学校面談、在留資格、予防接種記録など、学校以外の準備がかなりあるからです。特にMOEルートやローカル校を使う場合、制度上の手続きと生活準備が重なるため、ギリギリ到着はかなり負担が大きいです。

さらに、学期途中での移住も現実的に考える必要があります。すべての家庭が新学年に合わせて移動できるわけではありません。仕事開始時期やビザ発給時期によっては、3月休み、6月休み、9月休みなどの区切りを活用して移住する方が、子どもの心理的負担が軽くなることもあります。つまり、「必ず1月頭に合わせるべき」ではなく、学校カレンダーを見て、どの休みの後から入るのが現実的かを判断することが重要です。

また、私立校やインターナショナルスクールを併願する家庭でも、MOEカレンダーを知っておく意味はあります。ローカル校との比較基準になるだけでなく、兄弟姉妹で進路が分かれる場合、家族全体の生活設計に影響するからです。学校カレンダーは、ローカル校進学希望家庭だけの情報ではありません。

よくある失敗

一番多い失敗は、日本の4月始まり感覚で移住日程を組んでしまうことです。シンガポールでは年明けすぐが基本軸なので、日本の学年感覚で考えると準備時期が大きくずれます。

次に多いのが、「学校は1月開始」とだけ覚えて、教育段階別の違いを見ていないことです。PrimaryとJC/MIでは開始日が違うため、きょうだいが複数いる家庭ほど確認が必要です。

三つ目は、学校日程だけ見て生活準備を見ていないことです。学校初日までに必要なのは、住まい、通学ルート、在留資格、制服、教材、送迎体制などです。カレンダーを見ても、逆算しなければ意味がありません。

四つ目は、学期途中の移住を失敗と考えることです。実際には、休みの区切りをうまく使った方が無理が少ない家庭もあります。仕事開始日との兼ね合いまで見て判断した方が現実的です。

注意点

まず、MOEカレンダーはローカル学校の基本軸ですが、個別学校や試験会場校では最後の日程に違いが出ることがあります。たとえば2026年は、GCE O-Levelの筆記試験会場となる学校では最終学期終了日が早まるケースがあります。したがって、全体カレンダーを見た後は個別校事情も確認した方が安全です。

次に、学校費用や入学制度はカレンダーとは別論点です。日程がわかっても、AEISやP1登録、学費区分、Student's Passなどが未整理なら進みません。学校カレンダーは入口であって、全体の一部です。

また、MOE以外の学校を検討する場合でも、家族全体の生活リズムはローカルカレンダーと接点を持つことがあります。兄弟で別系統の学校に通う家庭では特に注意が必要です。

判断基準

いつ移住・入学準備を始めるべきか迷ったら、判断基準は4つです。1つ目は子どもの教育段階がPrimary系かJC/MI系か。2つ目は新学期開始に間に合わせたいのか、休み明けの途中編入でよいのか。3つ目は仕事開始や住居契約の日程と整合するか。4つ目は学校以外の生活準備に最低数週間取れるかです。

この4つを見れば、1月移住がよいのか、3月休み後、6月休み後、9月休み後がよいのか、かなり判断しやすくなります。学校カレンダーは、移住全体の設計図の一部として使うべきです。

まとめ

シンガポールの学校カレンダーは、日本の学年感覚とは大きく異なります。2026年はPrimary 1とKindergarten 1が1月2日、Primary 2〜6とKindergarten 2が1月5日、JC Year 1とMI Year 1が2月4日開始です。学期区切りも3月、6月、9月、11月を軸に考える必要があります。

移住家庭にとって重要なのは、カレンダーを知ること自体ではなく、その日程を住まい、仕事、ビザ、送迎、学校準備に結びつけることです。学校の開始日を正しく理解するだけで、移住の組み立てはかなり現実的になります。

次にやるべきこと

  1. 1子どもの教育段階ごとに見るべき開始日を整理する
  2. 2新学期開始か休み明け編入か、現実的な入り方を決める
  3. 3引っ越し日は学校開始の数週間前を目安に逆算する
  4. 4MOE全体カレンダーを見た後に個別校事情も確認する
  5. 5住まい、送迎、制服、在留資格準備を同時進行で進める

この記事はシンガポール記事の26本目です。現在26本、30本まで残り4本です。

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