2026年4月13日 公開

ベトナムの有給休暇・祝日・Tet休み|働く前に知るべき休みの考え方

休日日数だけを見るとズレる。法定休暇と会社運用を分けて考えることが大切

ベトナムで働く人向けに、年次有給休暇、祝日、Tet休暇、会社ごとの運用差、日系企業で誤解しやすいポイントを実務目線で整理します。

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ベトナムで働く人向けに、年次有給休暇、祝日、Tet休暇、会社ごとの運用差、日系企業で誤解しやすいポイントを実務目線で整理します。

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ベトナムの有給休暇・祝日・Tet休み|働く前に知るべき休みの考え方

結論

ベトナムで働くときに休暇制度で失敗しないために大切なのは、「今年は何日休みか」だけを追わないことです。重要なのは、法定の祝日と年次有給休暇、それに会社独自の休業日や代替出勤日を分けて理解することです。ここを混同すると、休めると思っていた日に出勤が必要だったり、逆に有給残日数の見込みを誤ったりします。

ベトナムの労働法では、祝日と年次有給休暇の考え方が明確に分かれています。祝日は全国共通で定められた法定休日であり、年ごとに連休の並び方や振替の扱いが変わります。一方、有給休暇は勤続や労働条件に応じて付与されるもので、会社ごとの申請フローや繰越運用の差が出やすいです。

結論として、働く前に確認すべきなのは次の4つです。

1つ目は、その会社の年次有給休暇の付与日数と起算日です。 2つ目は、法定祝日と会社独自の休業日の違いです。 3つ目は、Tet など大型連休で代替出勤があるのかどうかです。 4つ目は、休暇取得の申請ルールと承認フローです。

つまり、ベトナムの休みは「法律の話」と「会社運用の話」を分けて見たほうが失敗しません。

前提

ベトナムの労働法では、従業員に年次有給休暇が認められており、通常の労働条件なら基本日数が設定されています。また、法定祝日も全国共通で定められており、年によって暦の並びや振替休日の影響で連休の日数が変わります。2026年については、政府発表で New Year 休暇、Tet 休暇、Hung Kings Commemoration Day、Reunification Day / International Workers’ Day、National Day の並びが具体的に示されています。

ここで大切なのは、「2026年は何連休か」と「自分の会社で何日休めるか」は必ずしも同じではないということです。政府発表は主に公務部門や全国的な祝日配置の基準ですが、民間企業では代替出勤日の設定や社内カレンダー運用が加わることがあります。だから、ニュースで連休を見て安心しないことが大切です。

また、日本人に多い誤解として、「Tet は会社が全部止まるから自分も完全に休み」と思ってしまうことがあります。たしかに大きな連休ですが、物流、工場、小売、外資系、サービス業では運用が違うことがあります。さらに、帰省や帰国を重ねる人は、有給と法定祝日をどう組み合わせるかで満足度が大きく変わります。

実際の流れ

最初にやるべきことは、自分の会社の休暇カレンダーを手に入れることです。法定祝日だけでなく、会社独自の休業日、代替出勤日、全社休業、締め日の都合を確認してください。これがあるだけで、休暇の誤解がかなり減ります。

次に、年次有給休暇の起算日を確認します。入社日基準なのか、暦年基準なのか、試用期間中はどう扱うのか、途中入社は按分かどうか。ここは会社によって説明が雑なことがあり、入社直後の人ほど見落としやすいです。

そのうえで、Tet や National Day のような大型連休の取り方を考えます。法定連休に前後で有給をつなぐのか、帰国に使うのか、家族帯同なら学校カレンダーと合わせるのか。ベトナムでは大型連休の移動コストや混雑も大きいため、ただ休みが多いだけでなく、どう使うかが重要です。

最後に、上司や人事と実際の休暇申請ルールを確認します。法律上休めることと、現場で無理なく休めることは別です。繁忙期、引継ぎ、代替要員の有無まで見ておくと、休暇取得で揉めにくくなります。

よくある失敗

一番多い失敗は、ニュースの休日情報をそのまま自分の勤務先に当てはめることです。政府発表と会社カレンダーの間には、代替出勤や運用差があります。そこを確認しないまま航空券を取ると危険です。

次に多いのは、有給休暇の起算日を確認しないことです。入社初年度は想像より使える日数が少ないこともありますし、逆に按分ルールを知らずに損していることもあります。ここは実務上かなり重要です。

三つ目は、Tet をただの長期休暇としか見ないことです。実際には、帰省ラッシュ、交通費高騰、業務前後の忙しさがあるため、休み方の戦略が必要です。特に家族がいる人は学校や園の予定も絡みます。

四つ目は、休暇申請を遅らせることです。ベトナムでは大型連休前後に休み希望が集中しやすいです。制度上は取れても、現場調整で厳しくなることがあります。

注意点

ベトナムの休暇制度を見るときは、「日数」だけでなく「取りやすさ」も見てください。会社文化や上司の考え方で体感はかなり変わります。法定上は十分でも、実務で取りにくいなら満足度は下がります。

また、外国人就労では、休暇を帰国や在留更新、家族都合と組み合わせることが多いです。だからこそ、単純な消化ではなく、年間でどう使うかを先に設計したほうがよいです。

さらに、学校に通う子どもがいる家庭は、会社の休日だけでなく学校カレンダーとの整合も大切です。親だけ休めても、子どもが通常登校なら意味が薄いことがあります。

判断基準

今の会社の休暇制度が自分に合うかは、次の5つで判断すると整理しやすいです。

  1. 1年次有給休暇の付与ルールが明確か
  2. 2法定祝日と会社独自運用の差がわかるか
  3. 3Tet や大型連休を現実的に使えるか
  4. 4休暇申請フローが重すぎないか
  5. 5家族生活や帰国計画と両立しやすいか

この5つのうち2つ以上が曖昧なら、休みの満足度は思ったより下がりやすいです。

まとめ

ベトナムの有給休暇・祝日・Tet 休みは、見た目の日数より、法律と会社運用の差を理解することが重要です。法定祝日、年次有給、代替出勤、申請フロー。この4つを押さえるだけで、休暇の使い方がかなり上手くなります。

休みは働く条件の一部です。給料だけでなく、どう休めるかまで見ておくと、ベトナム就職の満足度は大きく変わります。

次にやるべきこと

  1. 1自社の年間休暇カレンダーと有給ルールを確認する
  2. 2Tet や大型連休の使い方を半年単位で考える
  3. 3家族帯同なら学校カレンダーと会社休暇を並べて見る

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